【読書会】強制的に本を読むことになる?4つのメリットがある「読書会」ってどんなところ?

大人の習い事

 ビル・ゲイツは年間50冊の本を読むそうです。1週間に1冊、1か月に4冊のペースですね。イーロン・マスクは、その豊富な知識をどのように手に入れたか聞かれた時「本をたくさん読んだ」と答えたそうです。

読書する理由

 「多くの本を読んだ方がいい」とよく言われますが、なぜ本を読んだ方がいいのでしょうか。

ビル・ゲイツが本を読む理由

 前述のとおり、かの有名なビル・ゲイツは年間50冊、1か月に4冊の本を読むそうです。

 1週間に一冊であれば読めない量では無い気がしますが、彼の読書法は速読などではなく、一冊一冊に時間をかけ、深く考え、調べ、ノートにメモをとりながら読み進めるといったスタイルだとのこと。50冊という数字は思ったより少なく感じますが、このスタイルでの通読は簡単ではありません。

 また、ビル・ゲイツは、過去のインタビューで読書の重要性を以下のように語っています。

 もしあなたが十分な読書をするならば、物事の間の類似性を見つけることが上手になります。
 そして、一つの事と別のことの共通点や関連性が見えるようになると、要領がよくなり以前よりもスムーズに物事が進めやすくなります。大きなフレームワーク(枠組み)を持っていると、そこに色々な物を詰め込むことができるようになります。

 自分のフレームワークは読書をすることによって大きくできます。読書することは初期段階では知識がないため理解することと読み進めることに困難をきたします。
 しかし知識量が増加するにつれて理解できる範囲が広がり、その範囲に別の知識がフィットするようになってくるのです。
 そうするとA「ここに書かれていることはあの領域だな」とか、B「これはこれまでの自分の知識とは矛盾しているな」などのような更に知識が深まる読み方ができるようになります。

ビル・ゲイツ

 読書により知識を身につけ、多読により様々な知識を繋ぎ合わせることができる。それにより、さらに知識を深めることができる。といったところでしょうか。ビル・ゲイツと同じような感覚で読書をしている人も多いと思います。

読書に関する格言

 年間300冊もの本を読む人もいるとのこと。読書には、それほどの魅力、重要性があると言うことでしょう。また、読書について、多くの人物が重要性、有用性を説く格言を残しています。

良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである。

デカルト

宝島の海賊たちが盗んだ財宝よりも、本には多くの宝が眠っている。そして何よりも、宝を毎日味わうことができる。

ウォルト・ディズニー

読書は充実した人間をつくり、会話は機転の利く人間をつくり、執筆は緻密な人間をつくる。

フランシス・ベーコン

一冊の本に人生を丸ごと変えてしまう力があることを、みんな理解していない。

マルコムX

読書で生涯をすごし、さまざまな本から知恵をくみとった人は、旅行案内書をいく冊も読んで、ある土地に精通した人のようなものである。

ショーペンハウエル

知識・見聞を広げるためには、他人の意見を聞き、自分の考えを深め、書物も読まなければならない。

福澤諭吉

・新しい知識や情報を得られること
・感性が豊かになること
・豊かな言葉や表現を学べること
・想像力や空想力を養うこと
・感動を味わえること

平成25年度 文化庁「国語に関する世論調査」で回答した全国 16 歳以上の男女

 多くの人が読書の重要性、有用性を語っています。中には「読書がもつ可能性」を説くものもあります。

じゃあ、みんな読書してるの?

 読書が有用だと言われていることはわかりましたが、では、実際にみんな本を読んでいるのでしょうか?

 平成25年度に文化庁が行った「国語に関する世論調査」の結果では、約半数が、1か月に1冊も本を読まないと回答しています。

<1か月に読む本の冊数>
読まない  47.5%
1,2冊  34.5%
3,4冊  10.9%
5,6冊  3.4%,
7冊以上  3.6%

 本を読むことが有用だということは世間に認知されているにも関わらず、日本人の約半数が、月に一冊の本も読んでいないことがわかります。また、8割が、熟考を重ねながら一冊を読み上げるビル・ゲイツの読書量を下回っています。

読書量の減少

 平成25年度に文化庁が行った「国語に関する世論調査」の結果では、読書量が、以前に比べて減っているか, それとも,増えているかを尋ねており、65.1%が減っていると回答しています。

 読書量が減っている理由についての回答は、以下のとおりです。

<読書量が減っている理由>
仕事や勉強が忙しく時間がない 51.3%
視力などの健康上の理由    34.4%
情報機器(スマートフォン、パソコン、ゲーム機器等)で時間が取られる   26.3%
テレビの方が魅力的である   21.8%

 上記二つの調査結果から、多くの日本人が日常的に本を読んでおらず、また、本を読むことの優先を他のこより低ことがわかります。

読書会ってなに?

 そもそも読書会とは何をする集まりで、なぜ参加する必要があるのでしょうか?読書をするだけではダメなのでしょうか?

読むだけじゃダメなの?

 ダメなわけがありません!ここまで記述したとおり、本を読むことは大変有用であり、大切にしたい習慣です。
 しかし、それだけではなく、読んだ本の内容の理解を深める、他の人に発信する、疑問をもつ、などができれば本を読んだ意味を一層深めることがことにつながるのではないでしょうか。
 それができるのが読書会です。

読書会はこんなところ

 読書会にいった経験がある人はイメージがつくかと思いますが、無い人は何をするのかさっぱり、という人もいるのではないでしょうか。

 そもそも読書会のスタイルは様々であり、統一的な形はないといっていいでしょう。Wikipediaでは、主要なスタイルとして、以下の3つを紹介しています。

  輪読会式 特定のテキストを一区切りずつ読んでいく方式
  研究会式 特定のテキストを事前に読んだ上で指導者を中心に報告や講義を行う方式
  発表会式 参加者が各自自由なテキストとテーマで発表を行う方式

読書会 Wikipedia

 今回紹介させていただきたいのは、研究方式とされる読書会です。研究といっても、そんなに難しいものではありません。「報告や講義を行う」とありますが、つまりは、本を読んだ感想や疑問を話し合う場です。

 習い事としてこのホームページで紹介していますが、多くの場合、有志による参加費無料の集まりです。

具体的には?

 読書会(研究方式)の一般的なスタイルを架空の「◆◆◆◆読書会」を例にご紹介します。

◆◆◆◆読書会
 
<ルール>
・月に一回開催する(場所はカフェ、ファミレス、会議室など)。
・主催者が課題本を指定する。
・参加者は開催日までに、課題本を読んでおく。

<開催当日の流れ>
・参加者は一人ずつ課題本を読んだ感想を述べる。
・その後、各自、自由に読んで感じた印象や疑問を述べ、理解を深める。

 以上が一般的な読書会の流れです。いたってシンプルではありませんか?

 課題本のテーマは、会によって様々です。「政治」に限定されていたり、毎月全く別のテーマだったりします。今月は「宇宙」、来月は「財政」、その次は「小説」だったりといった具合です。会のルールにもよりますが、好きなテーマの会にだけ参加してもいいかもしれません。

読書会の4つのメリット

本を読む機会を得られる

 ここまで、読書の有用性を記載してきましたが、同時に本を読まない人が非常に多いことも紹介しました。確かに、個人の日常の中で、購入したくなるほど興味を掻き立てる本と出会えるか、というとそうではないかもしれません。

 しかし、読書会では、課題本という形で何を読むか指定されます。その結果、何を読むか迷うことなくその本を読むことになります。月に一回開催の読書会に参加しているのであれば、月に一冊は必ず本を読むことになります。

多角的な視点を得られる

 指定された課題本を読むことになりますが、その本が自分にとって興味のある本か、興味のある分野かを問わず、指定された課題本を読むことになります。「興味ない本なんて読みたくない」という人もいるでしょうが、指定されたら、嫌でもその本を読まなくてはなりません。

 その結果、自分だけでは絶対に読まないであろう本を読むことになります。これが読書会の面白さの一つで、自分の世界を広げ、多角的な知識を与えてくれるのです。

理解を深める

 自分で本を読み、内容を理解し、読書会に出席するわけですが、他の参加者の意見や疑問を聞くと、「そんなこと考えたこともなかった」という意見が必ず出てきます。そして、みんなでその疑問を掘り下げる議論を行います。
 自分では理解したつもりになって読み終えた本が、さらに深みをもつ瞬間です。

アウトプットする

 一般的な読書会では、感想を発表します。といっても長々としたものではなく、「〜ページの内容は新鮮だった」「◯◯の図は他業界でも取り入れることができると思う」など、簡単なものです。

 また、感想の発表が終わればフリートークです。他の人の感想に意見したり、本の内容で理解できなかった部分を質問するなどの会話が行われます。

 これにより読む(インプット)だけではなく、自分の意見を外に発信(アウトプット)することができます。一人で本を読むだけでは、「ふ〜ん」で終わる可能性がありますが、自分なりに考え、疑問をもち、意見を発信する。このアウトプットが読書会での重要な経験であり、自分を成長させてくれます。

読書会に参加しよう!

 では、どうすれば読書会に参加できるのでしょうか。方法は大きく分けて、二つあります。

 ・自分で主催する
 ・既存の読書会に参加する

自分で主催する

 困難なようで、もう一つの方法より簡単です。ネットで開催方法を探し、友人たちと3人程度でやってみる。これでいいのです。2度、3度と行ううちに、進行にも慣れていきますし、また、人を増やすこともできるでしょう。

 しかし、内輪の小さな集まりだと、アウトプットによる成長が少なく、また、なあなあになり消滅しやすいと言うデメリットがあります。

 読書会の開催方法についてまとめているサイトをご紹介します。

読書会を主催しよう!読書会主催歴7年の筆者が開催方法を解説
読書会を主催したい方向けに、読書会を開催するやり方をまとめました!共同主催者を見つけること、日時・場所・参加費を決めることなど注意点も書いていますので、これから読書会を主催したい方は確認してみましょう!
【東京読書会】読書会のやり方がわからない!を解決するたった1つの考え方
読書会をやってみたい!と思っても中々その一歩が踏み出せない人のために。

既存の読書会に参加する

 知らない場所に出向くと言う点で、2よりハードルが高いですが、一度参加してみて、会の流れ、雰囲気がわかれば2回目以降は参加しやすくなるはずです。多く開催されている読書会は、ファシリテーターが上手く進行してくれるので、流れに身を任せればいいでしょう。

【読書会へ行こう!】読書会情報サービス ‐ 国内最大級の登録数
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まとめ

 読書会のメリットをご理解いただけたでしょうか。インプットとアウトプットを両立することができる希少な場所です。しかし、継続して参加しなければそのメリットを手にすることはできません。

 自分の肌にあった会に参加し、長期的に続けられるよう頑張りましょう!もし、続けることができたなら、会のメンバーは、あなたの成長を助けてくれる重要な仲間になってくれるはずです!

コメント

  1. […] […]

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